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大人から始めるピアノと日々のこと

『なつぞら』天陽君、さようなら。ありがとう。

『なつぞら』の天陽君が逝ってしまった。。。

 

。。。って何週間前の話だ!!ですよね (^-^;

最近気づいたのですが(遅い)

ワタシの仕事は朝ドラの最後のクライマックスにだんだんついていけなくなる。

3月と9月はほぼ毎日〆切なんだもん(涙)

録画はしています。なんとなーくストーリーは追っています。

そうこうしているうちに、最終回は観て、そうかそうかと思い、

もう翌週に新作が始まる。

今週でなつぞらも終わりなんですものね。

 

 

 

 

東京でアニメーターの修行を続ける。がんばる。

だから十勝には帰れない。帰らない。

 

そう書いてきたなつの手紙を読んで

声も出さず涙を流しながら、なつの肖像画を絵の具で上から消してしまう天陽。

こわいくらい静かな決意。失意。

別に、天陽が「帰ってこないか」と書いたから、の、なつの返事だったわけじゃない。

だからこそ思い知って。

自分の道には、なつがいないことを。なつの道にも自分がいないことを。

 

そして、開拓の地で農業と画家を続けていく。

地元の同じ開拓農家からお嫁さんをむかえる。

絵を描くことは排泄だ。狩りや収穫と同じだ。

そう言って地に足をつけた生活者として、絵を描き続ける。

自分のために。家族のために。生活のために。

命をけずるようにして。

 

 

 

絵を描かなくても、生きていけるひともいるのにね。

でもその人にもきっと、絵に変わる何かがあるはずで。 

描くことに心を使う。

弾くことに心を使う。

そう望むひとは、そうしたほうがいい。

必ずそれに心を動かすひとがいる。市井の人だからこそ。

 

この「なつぞら」のなつを、恵まれすぎていると批判する向きもあるとか。

なんでも言うひとは言う、ね(笑)

すごいのはドラマのなかで、なつにその返答を言わせてしまったことだ。

いっきゅうさんへの告白とも言えるシーン。

なつは自分の人生は「ありえないようなこと」の連続だったと訴える。

ありえないような家族に恵まれて

ありえないような環境で幸せに育った。

アニメーターにもなれて。

そして、あなたをありえないくらい好きになった。

あなたの才能ではなく、生きる力、あなたを好きになったのだと。

 

戦争孤児だった少女の半生を語るなかで

最初に両親を戦争で失い、その後これまでに亡くなったのは天陽君だけなのでは?

柴田牧場のじいちゃんはいま90歳になりました。

このまま最終回を迎えるのではないだろうか。そうであってほしい!