先週、行きました「どんと」です。
昨年も、おととしも、うっかり日にちをまちがえたり
別の用で行かれなかったりしたもので
律儀にも、うちにはお飾りと習字の書き損じが2年分とってあって
ことしのお正月の分もあわせて、3年分をお焚き上げのやぐらに飾りに行きました。
点火。
竹で組まれたやぐらは、あっという間に燃えあがり、顔に熱気が届きます。
後ずさりしたくなるほどの勢いだ。
火を眺めて、ふと想像する。
立っている場所から頭の上、ドローン搭載のカメラのように空へ視点を上げる。
どんとの火を真上から見る。
脳内グーグルアースを起動。まだまだ画面をずーっと「引き」でとらえ続け
日本列島を、左にアジアを、右に太平洋を、やがて地球のまるい形が見える宇宙まで。
そして、そこからズームイン。火を囲むひとの輪を目印にもどってくる。
もしかしたら縄文・弥生のころから、火をまんなかにして人はこうして集まっているのかも、、、そう変わってはいないのかも、、、なんて、
ぼんやり思っているうちに、やぐらは形をくずしてきれいに燃えていきました。
もう熱くない。こころなしか、すっきりした気分。
そのあと、さんぽをして帰りました。
ひさしぶりに歩きました。
お天気で風もでなくてよかった。。。
あまり強風になるとお焚き上げが出来ず中止になることもあります。
点火の時間にいられたのは私は初めて。
バーン、バーンと破裂音もしました。本物の「爆竹」の音ですね。
一眼を構えるカメラマンさんがたくさんいました。
実は、やぐらに近づいたのも初めて。
やぐらの中に入ってみたのも初めてで。お習字の半紙は飛ばされやすいので中に入って飾ってねと言われました。やぐらは中か空洞になっていた。ちょうど竪穴式住居をうんとのっぽにしたような感じです。
飾られていたのは、お正月のお飾り、しめ縄、お習字の半紙のほかにも
だるまさんやお札、それとご祝儀の袋などもありました。
たしかにお祝でいただいた袋って、捨てるのにちょっととまどいます。
仕事は忙しいさなかだったけれど、時間をとって行ってよかったです (^^)