2019-05-21 とりつくしま 本 あれ?死んだのかしら?ワタシ?主人公たちは、よくわからないけど、よくわからないままに何かにとりつけますよと案内される。「とりつくしま係」に。生き物以外のモノであればなんでも、いいですよ、と。みな、大切な人のそばにあるものに、とりつきたいと願う。そこから眺める大切な人への気持ち。かなしいけど、あたたかい。一日で読み終えてもいいくらいの本ですが一話ずつ、ゆっくりと、読んでいて、もう半年ほど持ち歩いている。自分なら、なにに、と願うだろうか。